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雇用保険のしくみと失業保険のもらい方について解説! |
失業保険をもらうまでの流れ!
仕事もない、お金もない、退職後の、大いに助けとなるのが雇用保険です。
求職情報や職業訓練、そして金銭面のサポートなどは退職者の味方です。
生活面をバックアップしつつ、1日でも早く再就職してもらうために設けられている制度です。
失業給付がタダでもらえるという感覚の人もいますが、失業保険はタダではありません。
実は、会社員時代に、給料に対して1.75%の雇用保険料(事業の種類で異なります。)を事業主と折半で払っているのです。
例えば、給料が20万円の場合、月々の負担は1,449円。
給料が25万円だったら1,754円が保険料として天引きされています。
在職中に保険料を徴収されていますので、退職後の雇用保険は最大限に活用しましょう。
失業給付は、年齢や雇用保険の被保険者期間、離職理由などによって、90日〜360日の受給期間でもらえます。
30歳未満の場合は、条件を満たしても180日が最大限になります。
30歳以上45歳未満の場合は、240日になります。(およそ8ヶ月)
これだけでは、転職先が見つからないと不安に思う人もいるかもしれませんが、実は、受給期間を延ばす裏技もあります。
倒産や解雇など、やむを得ない理由で離職を余儀なくされた場合、「特定受給資格者」は、35歳以上45歳未満で最大270日と優遇されています。
経験やスキルがアピールできないと、30代後半になると、新しい職探しは難しいといわれていることから、2003年5月1日から雇用保険法が改正されています。
では、360日の最大受給日数は、誰がもらえるのでしょうか?
就職困難な受給資格者で45歳以上65歳未満、雇用保険の被保険者期間が1年以上の方が対象です。
もっとも、若くてもハローワークの公共職業訓練を受講する場合には、給付を延長してもらえる特典もあります。
失業給付もいいけれど、すぐに就職したい人には、再就職手当や就業手当が支給されます。
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